コンサートで自分ブランドを考える

コンサートで自分ブランドを考える
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昨日、日本武道館でStingのコンサートに行ってきた。

昔の楽曲を聴いても、古さを感じさせない。
なにより、かっこいい。いいオヤジである。
Stingの人柄もにじみでている。

コーラスの女性のJoy RoseやDonna Gardierの歌声、ギター、ドラム、パーカッション、キーボード。いずれも心地よい。

久々に良いコンサートであった。何が良かったかというと・・・

コンサートは、たくさんの人の力でできている。
演奏する人、それをサポートする人、会場の誘導スタッフ。さらに、観客の力。

観客の力とは、第三の舞台である。

鴻上尚史さん曰、

「舞台を作る人、観る人、そのどちらかの満足だけに終わらない、作り手と観客両者による第三の舞台を求めて」

「まず第一舞台がありまして、それはスタッフとキャストが力を合わせた舞台のこと。第二舞台は観客席。第三舞台は、第一と第二の舞台が共有する幻の舞台。劇団の自己満足に終わらず、お客さんが付き合いで来ているだけでもない、最上の形で共有する舞台、ということで第三舞台と名付けました。(鴻上尚史/早稲田演劇新聞1981.VOL7)

第一舞台(役者)、第二舞台(観客)、そして第三の舞台。演者がその空間で存在し、お客さんも存在し、そして融合によって生まれるその一瞬であり、一期一会の第三の舞台。

そんな空間を感じたコンサートであった。

Stingのように、自分の役割を明確にして、自分より能力のあるプロの人たちとコラボレーションしたいものだ。
私も、仕事や人生をとおして、第三舞台をつくっていきたい。

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